石けんの洗い上がりは、ベースオイルの組み合わせで大きく変わる。オリーブ油が多ければしっとり、ひまわり油が多ければさっぱり、ひまし油を加えれば泡立ちが良くなる。Quartz Blend Gateでは、製品ごとに異なるオイルブレンドを使っている。その考え方を説明する。

オリーブ油の特性

オリーブ油はオレイン酸を多く含み、石けんにしたときの洗い上がりがしっとりする。ただ、オリーブ油100%の石けん(カスティール石けん)は、泡立ちが少なく、柔らかくなりやすい。Quartz Blend Gateでは、オリーブ油を40〜60%の範囲で使うことが多い。

ひまわり油の特性

ひまわり油はリノール酸を多く含み、さっぱりした洗い上がりになる。ただ、リノール酸が多い石けんは酸化しやすく、保存期間が短くなる傾向がある。20〜30%の配合が扱いやすい。活性炭と檜の石けんでは、ひまわり油を主体にしている。

ひまし油の役割

ひまし油はリシノール酸を含み、石けんの泡立ちを助ける効果がある。配合量は5〜10%が目安で、それ以上入れると石けんが柔らかくなりすぎる。ひまし油単体では石けんにならないが、他のオイルと組み合わせると泡立ちが改善される。Quartz Blend Gateのほぼ全製品に5〜10%配合している。

パーム油を使わない選択

パーム油は石けんを硬くするのに便利だが、産地の環境問題が指摘されている。2025年秋から、Quartz Blend Gateの全製品でパーム油の使用をやめた。代わりに、なたね油とひまし油の組み合わせで硬さを調整している。泡の質は少し変わったが、洗い上がりは良くなったと感じている。

オイルの組み合わせに興味がある方は、ワークショップで自分のブレンドを試すことができます。毎回、参加者が自分でオイルを選ぶ時間を設けています。詳細はお問い合わせフォームからどうぞ。